2017年、キューバの旅 2日目 カンクンからハバナへ

カンクンからアエロメヒコでキューバハバナ

 

今日はカンクンからキューバハバナへ移動。ホテルから空港まではタクシーで、30ドル。

 

カンクンからハバナもアエロメヒコを利用。 チェックインカウンターは、すごい長蛇の列。しかも全然進まない。1時間くらい待ってやっとカウンターに辿り着く。ここでキューバ入国に必要なツーリストカードを出すんだけど「ツーリストカードがない!」と友人。

 

空港に着いて、チェックインの列に並んだ時に、私はツーリストカードを友人に渡した。それは間違いない。落としたのかな?と探しに行くけど、ない。チェックインカウンターのおばちゃんは、向かいにあるアエロメヒコのデスクを指差し、あそこで買えるから、と言う。私だけ先にチェックインすると搭乗時刻「10:00」とチケットに赤鉛筆で書かれる。が、すでにこの時、10:00過ぎ。飛行機の出発時間は11:04なのに…早すぎる。

 

友達は泣きそうになってる。ツーリストカード再発行のためにアエロメヒコのデスクに行くがここも並んでる。間に合わないな、と思った瞬間「あった!」と友人の声。良かったと思ったのもつかの間、チェックインカウンターに並び直すも、やはり長蛇の列。ここから、また1時間並んだら間に合わない。

 

どうしよう…と険しい目つきでカウンターを見ていると、さっきチェックインしてくれたオバちゃんが手招き。先に手続きしてくれた。できる女!素敵!

 

ゲートに行くと、まだ搭乗は始まっていない。まったく始まる気配もないので何か食べることに。カフェが1軒と、コンビニみたいなお店が2軒くらいある。ビールとラップサンドのようなものをコンビニで購入して食べた。結局、カンクンを出発したのは予定時刻を30分くらい過ぎてから。

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飛行機はテレビも付いていない。まあ距離が短いから仕方ないか。ビックリしたのは、着陸する時って普通「テーブルと座席を元に戻して下さい」とか「ベルトをお締め下さい」とか言われるけど何も言われず、心の準備がないまま急に着陸。そして拍手が起こる。なんかキューバに来た感じがする。

 

着陸したものの、なかなか飛行機を降りれない。冷房も切っちゃていて、暑い。結局30分くらい待ってから降りられた。というわけで乗るまでの30分と降りるまでの30分で1時間ほど遅れて到着。

 

ついにキューバに入国 

 

入国審査は、意外とゆるくて何も聞かれない。準備してきた保険の証明書も提示せず。次は荷物のピックアップ。私の荷物は比較的すぐ出て来たんだけど、友達の荷物が全然出てこない。また泣きそうな友人。係員に聞いても、ここで待てと。

 

私達が乗った飛行機の荷物だけじゃなく、他の飛行機の荷物も同じレーンを利用しているようで、荷物も人も減らないから、どの時点でロストと判断したらいいか分からない。でも同じ飛行機の人がまだいるから大丈夫かなと思いながら、待つこと1時間…。ついに同じ飛行機だった人がいなくなり、これで出てこなければロストだなと思っていたら、やっと出てきた。

 

両替をしないと、と思い両替所を探していると空港職員っぽいおじいさんが話しかけてきた。「両替所を探している」と言うと「両替所はすごく並んでいるから、街に出て、今日は日曜日だから明日銀行へ行って両替したらいいですよ」と言う。「キューバのお金ないけどタクシー乗れるの?」と聞くと「私はタクシー運転手で30ユーロで街まで行きますよ」とのこと。「両替所を見に行きますか?」と聞かれたので見に行く。空港の出口を出て右手に両替所があるけど、確かに長蛇の列。

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友人がギリギリ30ユーロもっていて、私はドルのみ。「ドルでもいい?」と聞いたらユーロのみとのこと。ここで30ユーロ使って町へ出ても、現金がドルしかなくなってしまう。そうなると、明日まで何もできなそうなので両替の列に並ぶことにする。

 

結局ここでも1時間半くらい待って、空港からタクシーに乗れたのは、飛行機が着いてから3時間後。もう、ぐったり。そう!この行列に並ばないために、日本から50ユーロくらい持参したほうがいいな、と思ったのでした。空港から宿泊先の旧市街まではタクシーで30cucだった。

 

ハバナの宿

 

ハバナの宿泊先はAirbnbで探して民泊。ヘミングウェイも通ったという有名なバー 「LA BOTAGITE MEDIOの隣にあるアパート。1泊1部屋6000円くらいだから1泊1人3000円くらい。場所がわかるか心配だったけど、家に番地がふってあるので分かりやすい。下の写真の211と書いてあるドアの奥にアパートがあった。

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到着がかなり遅れてしまったので、玄関にメモが挟まっていて「着いたら電話して」とのこと。日本の携帯で、ちゃんとデータローミングできて、電話をすることに成功。カギを受け取り、朝ごはんを1人4cucで作ってくれると言うのでお願いする。お部屋はキッチン付きの1ベッドルームで、広い。お願いしていたディナーの予約も取っておいてくれた。

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ハバナでディナー「EL DEL FRENTE」

 

予約していたお店は、近くにある「EL DEL FRENTE」。2階建て➕屋上があり、私たちは屋上に通される。オシャレで混んでる。モヒートを頼むけど全然来ない。キューバに着いてから何かと待たされているので、そういう世界なんだと思いながら待つこと30分…友人が「あの人、私達よりも後にオーダーしたのに飲み物きてる!」と言うので確認したら、ただ単に、忘れられていた。でも謝ってくれたからいいや。お兄さんイケメンだし。

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料理はイタリアンっぽい。サラダ食べてソーセージ食べてパスタ食べて、エビのグリルも頼んだけど忘れられてて、でもお腹いっぱいだからパスタで終わりにした。私はモヒートとジントニック、友人はモヒートとモヒートフラッペというフローズンモヒートを飲んで1人3000円くらい。どれも美味しかった!

 

ハバナのキャバレー「トロピカーナ

この後は国営キャバレーの「トロピカーナ」へタクシーで。料金交渉開始!運転手さんに「20cuc」と言われたので「10cucにして」と言うと「空港のほうだから遠いので15」だと言う。それでも「10で!」と粘ると、あっさり引き下がったので、15cucが妥当っぽい。それでお願いする。

 

「帰りタクシーをつかまえると25cucだよ、ショーが終わるまで待ってようか?」と言うので待っててもらうことにする。片道分のお金を払おうと思ったが20cucしかなくて、お釣りもなかったようで、帰りに残りの10cucを払うことにした。「忘れないで、スキンヘッドに黒いシャツだからね、ここで待ってるから」と言ってくれた。見た目と、スモーク窓の車は怖いけどいい人。

 

入口で「写真を撮れるチケット」「動画を撮れるチケット」を売る人がいる。これを買わないと、写真や動画を撮ってはいけないらしい。写真を撮れるのを購入。5cuc。

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トロピカーナのショーは22時から始まった。ネットで予約した時にスタート20:30と書いてあったんだけど、それは開場の時間らしい。1番安い75ドルの席はステージ横だった。全然見えるなと思ったけど、トイレに行った帰りに正面から見るたら、ステージだけではなく、ステージ斜め上にあるお立ち台にいるダンサーも見えるので迫力が違う。10ドルしか違わないからケチらず正面の席にすれば良かった~!

 

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はじめにスパークリングワインが出てきて、次にハバナクラブのボトルとコーラが出てくる。テーブルには氷も置いてあるのでキューバリブレを自分で作ってねということらしい。あとナッツが出てきた。

 

ショーは素晴らしく、なぜか涙が出た。ショーが終わると、お客さんのダンスタイム。ステージに上げられる。外国の人ってみんなダンスが上手だな~日本人は盆踊りですら、急に踊れないもんな~。あ、沖縄の人はカチャーシー踊れるか。

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ダンスタイムも存分に楽しみ、結局、会場を出たのは0時半過ぎ。「ショーが終わる時間に待ってるって言ってたから、もう運転手さんいないかもよ」と友人。予想は的中し、タクシーの運転手さんを探したけど、もう待ってなかった。その辺にいるタクシーの人と交渉すると20cucと言われる。15で来たよ、と言うと時間が遅いから20だと言うからそれで帰る。今にも分解しそうな古い車だったけど、それもキューバっぽくて笑えた。いい夜だった。